紫外線の強い海では帽子とサングラスは必須です。

あなたはサングラスを選ぶ際に、紫外線透過率やUV400といった表示をチェックしていますか?もし性能は殆どチェックせず、似合うかどうかだけで選んでいるならば・・・。

そのサングラスの選び方がシミを濃くしている可能性もあるんです。

実は、目から入ってくる紫外線は白内障などの目の病気の原因になるだけでなく、肌に浴びる紫外線同様、全身に日焼けの影響を与えているのでです。

そこで、今回はサングラスの色や形だけでなく、目や美肌に悪影響を及ぼす有害な紫外線をしっかり防御するための機能性(紫外線透過率、UV400など)も重視したサングラスの選び方をご紹介しますので参考にして下さい。

紫外線が目に与える悪影響

サングラスをかけて太陽を見る女性

紫外線による肌や健康への影響を考え、日焼け止めや帽子、日傘等で肌への紫外線対策を入念にされている方は多いと思いますが、目に対する紫外線対策は考えたことがありますか?

目も紫外線によりダメージを受けます。日差しの強い海や山でのレジャーや、屋外でのスポーツを楽しんだり観戦した時に、目が充血したり、目が痛くなる原因が紫外線によるダメージです。

さらに、目が強い紫外線を浴び続けることで、白内障や黄斑変性(おうはんへんせい)症、翼状片(よくじょうへん)、角膜炎、瞼裂斑(けんれつはん)、雪眼炎(せつがんえん)といった目の病気を引き起こす原因にもなります。ちなみに白内障による失明のうち2%は紫外線が原因だといわれています。

さらに、日常生活においても、目が紫外線の影響を受けたことが脳に伝わると、脳が防御反応を働かせメラニン色素を生成してしまいます。

つまり、しっかり肌に日焼け止めなどを塗って紫外線対策をしていても、目に対する紫外線対策をしていないと、通常の日焼け同様にシミを作る原因となってしまうのです。

UVカットサングラスの選び方

メガネ専門店に陳列された様々なタイプのサングラス

紫外線対策用のサングラスを選ぶ際に考慮したい、レンズの機能性や色の濃さ、形のほか、UVカットの寿命や運転時専用サングラスを選ぶ際の注意点などについてご紹介します。

サングラスの色の濃さと可視光線透過率

メガネ専門店等の店頭で販売されているサングラスには「可視光線透過率」と表示されているものがあります(ネット通販では表示されていないものの方が多いようです)。

数字が小さい方がレンズの色が濃く視界が暗くなり、大きくなるにつれレンズの色が薄く視界が明るくなり、100%は無色透明です。

分かり易く言えば、可視光線透過率はサングラスをかけた時に感じる「視界のまぶしさの度合い」の表示です。

ただし、サングラスのレンズの色の濃さと紫外線カット率は、関係がありません

むしろ色が濃いレンズの場合、暗いために目が光を吸収しようと瞳孔が開いている状態になります。この時紫外線カット効果のないレンズをかけていると、かえって紫外線を多く取り入れてしまうことになってしまうのです。

従って紫外線対策にはUVカット素材のレンズで、薄めの色が適しています。また、レンズの色は好みや用途により適切な色が変わるので、お店の方のアドバイスを受けることをおすすめします。

なお、近年グレー系のレンズが人気が出てきていますが、その理由は光を均一に吸収するので、サングラスをかけていても見える色が自然な色となるからです。

レンズの性能~紫外線透過率やUV400とは?

UVカットサングラスのレンズを選ぶ時に確認したい性能は、紫外線カット率、紫外線透過率、UV400の3つです。それぞれの意味は以下の通りですが、購入する時は、これらの性能表記をしっかり確認することも大切です。

紫外線カット率

紫外線カット率はレンズがどれくらい紫外線をカットするかを示す数字ですので、数字が大きい程、紫外線を通さないという意味になります。

紫外線透過率

紫外線透過率はレンズがどれくらい紫外線を透過するかを示す数字ですので、数字が小さいほど、紫外線を通さずレンズの性能が優れています。

例えば紫外線透過率が1%未満と表示されていれば、紫外線を99%以上通さないということになります。

UV400

UV400とは、波長400nm(ナノメートル)までの紫外線を防ぐことができるという意味です。紫外線はUV-A、 UV-B、UV-Cに分類されますが、地上まで届くのはUV-AとUV-Bです。

UV-Aの波長は400~315nm、UV-Bの波長は315~280nmとされていますので、UV400は、紫外線を99~100%ブロックできることになります。ちなみにUV380というレンズもありますが、このレンズだとUV-Aをブロックする性能は約90%になります。

紫外線防御効果の高いサングラスをお探しなら、単に「UVカット」とだけ記載されているもでではなく「UV400」「紫外線透過率1%」「紫外線カット率99%」等と表示されているものを選びましょう。

サングラスの形や大きさ

サングラスを選ぶときは、大きめのレンズを選ぶほどカバー率が上がり、目の下もしっかり隠れる形であれば、目元のシミ予防対策にもなります。

フレームが普通のメガネのように細いものもありますが、なるべくフレームも耳にかけるテンプルも太めのものを選ぶ方が、隙間から入ってくる紫外線量も少なくなります。

より完璧に紫外線シャットアウトしたい方は、全体にカーブが効いていて、顔へのフィット率の高いゴーグルタイプのサングラスを選ぶという選択肢もあります。

かけて似合うかどうかといったファッション性も大切ですが、紫外線をカットする目的であれば、なるべく紫外線が目に入らない形かどうかにもこだわってみて下さい。

UVカットの寿命

UVカットの製品は、UVカット加工製品とUVカット素材に分かれます。

UVカット加工製品とは、UVカット加工を表面に施している製品なので、表面に傷がついたり、摩擦によって加工がはがれることで、紫外線が目に届いてしまう状態となります。劣化は早めだと考えてください。

UVカット素材とは、レンズにUV効果が施されているので、割れたりしない限りUVカット効果は続きます。ただし、UV加工製品よりは長持ちするのですが、丁寧に使っても5年ほどで買い換えることが目安となります。

さらに、レンズに使われる紫外線吸収剤にも寿命があるので、使用頻度が多い場合は、もっと短い期間での買い替えが必要です。

自分が購入しようとしているサングラスのUVカット機能がどちらのタイプのものなのか、買う前にお店で確認できると安心です。

また、高温多湿で保管しているサングラスも劣化します。古いサングラスを使う場合は、一度メガネ屋さんでUVカット率を調べてもらうと良いでしょう。

車の運転時のサングラス

運転用のサングラスを選ぶ際は、単に紫外線対策になるかどうかということだけでなく、JIS規定による色の濃さや性能が「運転不適合」「夜間運転不適合」にあたるサングラスではないかどうかも確認しましょう。

運転用のサングラスを選ぶ際は、単に紫外線対策になるかどうかということだけでなく、JIS規定による色の濃さや性能が「運転不適合」「夜間運転不適合」にあたるサングラスではないかどうかも確認しましょう。

JIS規定にそぐわないサングラスをかけて運転すると、違法となる訳ではありませんが、事故などの過失を起こす可能性があるため非常に危険です。必ず購入前に確認すべきポイントです。

また、運転時に、反射光を防いでくれるのが偏光レンズ。反射光を軽減して自然光だけを通過させることで、眩しくないだけでなく、道路標識や、道路に書かれているラインなどもはっきり見えるのが特徴。

特に、車の運転中は細心の注意を払っているので、目も緊張状態が続きますので、紫外線からの刺激を和らげるだけでも、かなり快適なドライブとなります。

日中運転する時間が長い人は以上のようなポイントに気をつけて、運転時専用のサングラスを用意してみてはいかがでしょう。

<まとめ>

目から入ってくる紫外線は目の病気の原因になるだけでなく、肌に浴びる紫外線同様に、メラニン色素を生成を促しシミの原因にもなるといわれています。


さらに昨今では紫外線量の増加が問題になっており、美白にこだわる方は日焼け止め同様、サングラスも必須アイテムとなってきたと言えるでしょうす。

紫外線をしっかり防御するレンズの色や性能、素材、形を吟味して、日焼け止め対策に有効なUVカットサングラスを選んで下さいね。

尚、日焼け防止の紫外線対策には飲む日焼け止めもおすすめです。飲む日焼け止めの品質やメリット、選び方のポイントについてはコチラの記事も参考にして下さい。>>>飲む日焼け止めおすすめランキング