大豆イソフラボンのおかげで肌トラブルが減りました!

大豆イソフラボンやタンパク質など、栄養満点の豆乳は低カロリーでダイエットにも使える優秀な食材です。女性なら特に注目したいのが、その美肌効果。

今回は美味しく体にいい健康食材・豆乳の秘密をクローズアップしたいと思います。
効果的な豆乳の飲み方を知って、ハリとツヤのある潤い美肌を手に入れてみてくださいね。

豆乳とは

豆乳と大豆

まずは豆乳の基本情報を。手軽に買える豆乳ですが、材料や製造方法、知ってますか?

そもそも豆乳とは何でしょうか。

豆乳とは日本農林規格(JAS)によって

『大豆から熱水等によりたんぱく質その他の成分を溶出させ、繊維質を除去して得られた乳状の飲料(「大豆豆乳液」と言う)であって、大豆固形分が8%以上のもの』

と定義されています。

わかりやすく言い換えれば「水に浸した大豆をすりつぶして煮詰め、濾した液体」ということになります。ちなみに豆乳ににがりを入れて固めたものがお豆腐です。

豆乳と牛乳の違い

栄養の為に飲まれることが多い豆乳と牛乳の違いはどこにあるのでしょうか。

大きな違いは豆乳は大豆から作った植物性、牛乳は牛の生乳から作った動物性であること。似ているのは両者ともタンパク質が豊富な飲み物であることです。(メチオニン以外の殆どのアミノ酸の含有量は豆乳の方が多い)

また、豆乳は脂質が少なく(2.0g)、コレステロールが無いのに対して、牛乳は豆乳より脂質が多く(3.8g)、コレステロール(12mg)もあります。

その他の主な栄養性成分については、(※数値は100gあたりの栄養成分の含有量)

  • 鉄分は牛乳0.02mg:豆乳1.2mgで牛乳の60倍
  • ビタミンEは牛乳0.1mg:豆乳0.3mgで牛乳の3倍
  • マグネシウムは牛乳10mg:豆乳25mgで牛乳の2倍以上

と豆乳の方が豊富に含まれています。

ただし、カルシウムは牛乳110mg:豆乳15mgとカルシウム量は牛乳の方が圧倒的に豊富です。
牛乳に含まれるビタミンAは豆乳には含まれていません。

そして、カロリーは豆乳が100gあたり46kcal、牛乳は100gあたり67kcalですので、豆乳の方が低カロリーです。

無調整豆乳と調整豆乳の違い

豆乳は日本農林規格(JAS)により以下のように、豆乳(無調整豆乳)・調整豆乳・豆乳飲料と3種類に定義されています。

無調整豆乳 大豆固形分8%以上
調製豆乳 大豆固形分6%以上
豆乳飲料(果汁系味付) 大豆固形分2%以上
豆乳飲料(その他味付) 大豆固形分2%以上

大豆固形分とは製品から水分を除いた大豆の成分量。大豆固形分の割合が高い程「濃い」豆乳となります。

無調整豆乳は大豆だけの豆乳、調整豆乳は飲み口をなめらかにするために砂糖や植物オイルなどをプラスしています。豆乳飲料は果汁や紅茶等で飲みやすく味をつけたものでかなりの種類が発売されています。

豆乳飲料の選び方~目的に応じて選ぶ

どれを選べばよいのか迷うところですが、目的に応じて飲み分けるのがおすすめです。

調理に使う、ダイエットを意識するならもっとも低カロリーの無調整豆乳を。

美肌やアンチエイジング目的ならポリフェノールや各種ビタミンが配合の調製豆乳を。

豆乳の味が苦手なら、飲みやすいまろやかな口当たりの豆乳飲料から好きな味をチョイス。

目的や気分によって使い分けられるのが種類が豊富な豆乳のメリットでもあります。

美肌に効果的な豆乳の成分

豆乳の原料となる大豆

豆乳に含まれる大豆イソフラボン・タンパク質・レシチン・サポニン・ビタミンB群・ビタミンE・オリゴ糖・フィチン酸・カリウム・マグネシウム・不飽和脂肪酸などの豊富な成分は健康効果だけでなく、美肌やダイエット効果も期待されているものもあります。

そして、ほかの大豆食品に比べて、消化吸収率がよく、大豆の栄養成分の95%摂取できるのも大きなメリット。

特に美肌作りには欠かせない栄養成分をピックアップして見ていきましょう。

大豆イソフラボン

豆乳に含まれる大豆イソフラボンは女性ホルモンのひとつエストロゲンと似た働きをして、
コラーゲンやヒアルロン酸の生成を促進して肌のハリや弾力をサポート

また過剰分泌されたエストロゲンを抑制するなどホルモンの分泌をコントロールする働きもあるので、生理前のイライラや不安定な気持ちを落ち着かせたり、ニキビや肌荒れを予防する効果も期待されています。

その他大豆イソフラボンの高い抗酸化作用は活性酸素を除去し、皮膚細胞のダメージを軽減することで、肌トラブルを起こりにくくしてくれます。

大豆レシチン

体中の細胞膜の存在するレシチンは、酸素や栄養分などを細胞内に取り入れ、不必要な老廃物を排出するという、細胞を健康に保つための重要な役割を担っています。

大豆レシチンの構成成分のひとつであるコリンの皮膚細胞を再生、活性化し、皮膚の新陳代謝を活発にする働きは、シミやくすみ等の肌の老化防止に有効であるといわれ、レシチンの動脈硬化を予防する効果や肝機能を高める効果、脳細胞活性効果とともに美肌効果も注目されています。

オリゴ糖

便秘で腸内環境が悪化すると、腸内長く腸内に留まっている腐敗した便から排出される有毒物質やガスが腸壁から血液に入り、肌の毛穴へ届きます。

その結果、通常のターンオーバーがスムーズに行えなくなり、肌荒れの原因となるのです。

豆乳に含まれるオリゴ糖は腸内で善玉菌のエサとなり、菌を活性化して増やす働きがあり、腸内環境健全化して便秘を解消する効果、そして便秘解消にともなう美肌効果が期待されています。

ビタミンE

若返りビタミンと呼ばれるビタミンEには強い抗酸化作用があり、シミの原因となる活性酸素の発生を抑制してくれます。更に毛細血管を拡張し、血流改善による新陳代謝活性効果も期待されています。

サポニン

豆乳に含まれるサポニンの抗酸化作用や過酸化脂質生成抑制作用はダイエット効果として知られますが、肌の老化、シミ、ソバカス防止にも効果的とされています。

また体脂肪の蓄積抑制、血中コレステロール低下の働き等もあり、優れた美容成分といえます。

ビタミンB群

肌トラブルの多くはビタミンB不足が原因と言われています。
ビタミンB群は8種類あり、皮膚、粘膜の健康維持し、新陳代謝を促進する効果があります。

豆乳のダイエット効果

ダイエットでは食事制限する人が多いのですが、実はそれ以上にいかに痩せやすい身体を作るかが長い目で見ると大切です。豆乳に含まれる豊富な植物性タンパク質は基礎代謝を上げる働きが期待されているので、健康的なダイエットにおすすめ。

腹持ちもよく、満腹感も得られるので、間食や食前に飲むと自然に食事全体の量が抑えられます。また豊富なサポニンとレシチンは脂肪燃焼促進効果が期待されます。

健康的にダイエットできれば血行促進、新陳代謝促進によって、肌トラブルも減少し、美肌も期待できます。

豆乳に副作用はあるの?飲む量は?

豆乳の副作用や飲む量についてかかりつけの医者に効きました

「美肌に効果的だから」「ダイエットによいから」「コレステロールを下げるから」と豆乳を大量に飲んでも副作用の心配はないのでしょうか?

食品安全委員会(内閣府)が定めた大豆イソフラボンの1日あたりの摂取量の上限値は70~75mgとなっています。(毎日欠かさず長期間摂取した場合)
農林水産省「大豆及び大豆イソフラボンに関するQ&A」

豆乳は1パック200gあたり約40~50mgのイソフラボンが含まれているため、1日あたりの摂取量上限の目安は、およそ1.8~1.5パックとなります。(豆乳だけでイソフラボンを摂る場合)

どのくらいの大豆イソフラボンが含まれているかは、商品によって若干の誤差があるため、飲用するときはイソフラボンの過剰摂取にならないよう気をつけましょう。

イソフラボンの過剰摂取が続くと閉経前の女性には月経周期の乱れ・ホルモンバランスの乱れが生じるケースもあります。また、女性ホルモンの影響を受けやすい妊婦の方は、イソフラボンの摂りすぎに注意した方がよいでしょう。

豆乳を飲む量に関しては、イソフラボンの過剰摂取を避けるため、納豆が苦手、または豆腐を毎日多くは食べられないという方が納豆や豆腐の代わりに豆乳を1パック程度飲むというのが適量なのではと思います。

また、豆乳の原料となる大豆は加工食品のアレルギー表示が推奨される対象品もくですので、食物アレルギーを持っている方は注意が必要です。

遺伝子組み換え大豆が心配な方は、パッケージ記載の「遺伝子組換え」「遺伝子組換え不分別」「遺伝子組換えでない」等の表示をしっかり確認することをお忘れなく。

いずれにしても1日の適量を守り、美肌に効果的な豆乳と上手にお付き合いしていきましょう。

豆乳の効果的な飲み方~飲む時間、タイミングは?

美容のために朝1杯の豆乳は欠かせません!

豆乳を美肌目的で飲むなら日中のどの時間帯、タイミングがベストでしょうか?

管理人が調べてみたところ、美肌に絶対おすすめ、というタイミングを見つけることができませんでしたが、以下のような時間帯やタイミングで飲むことのメリットには納得できました。

  • 朝飲んで紫外線対策
    豆乳には抗酸化作用が期待されるサポニンなどが含まれているので、朝飲めば活性酸素対策になり、紫外線のダメージを減らすことが出来るという意見には納得です。

  • 食前に飲んで吸収率アップ&食べ過ぎ予防
    豆乳を空腹時に飲むと体への吸収をより高めることができます。また、食前に飲むと、腹もちがよいため、食べ過ぎを予防する意味でダイエット効果が高いというのも頷けます。

  • 寝る前でも安心
    また寝る前に飲むホットミルクの代りにホット豆乳もオススメされています。
    豆乳は体脂肪になりにくく、代謝も上げてくれる上に、牛乳より低カロリーですから、より安心して寝る前に飲むことができるでしょう。

豆乳愛好家の口コミを見ると、寝る前、朝など決まった時間に毎日続けることで、豆乳の美肌効果を実感している人が多いようです。

飲み方も冷え性対策として寒い季節にホット豆乳にしたり、豆乳に足りないカルシウムを補うため牛乳に合わせたり、お風呂上りに冷たく冷やして飲むなど様々。

自分のライフスタイルに合わせて、飲みやすいタイミングで続けてみて、違いを体感しながら、効果的な飲み方やベストタイミングを見つけるのがよいのではないかと思います。

<まとめ>

豆乳は手軽に飲めて、不足しがちな栄養素を補いつつ、美肌効果が期待できる健康ドリンクです。なんといっても、毎日コツコツ飲み続けることが美肌にはもっとも有効。

飲みやすく美味しい豆乳が増えていますので、お気に入りを見つけて、スキンケアの一環に取り入れてみてはいかがでしょう。