浜辺で日焼け止めスプレーを塗る女性

シューッと吹きかけるだけで紫外線対策になる日焼け止めスプレーは便利ですが、「顔に使えないもの」や「顔や髪に使えるけど、顔に直接スプレーはできないもの」等があるのをご存知ですか。

スプレータイプの日焼け止めはボディ専用や顔にも使えるもの等、使い方の異なるタイプがありますので使用には注意が必要です。

そこで、今回は日焼け止めスプレーの効果や選び方、上手な使い方について詳しくご紹介していきます。デメリットやメリットを知って、日焼け止めスプレーを賢く使っていきましょう。

スプレータイプの日焼け止めQ&A

紫外線の強さに関係なく日焼け止めスプレーは外出の際の必須アイテム

スプレータイプの日焼け止めには、主にガスでスプレーするものと、ミストタイプ(ノンガスタイプ)のものがあります。

ガスタイプとミストタイプの違いは?

ガスタイプは、ヘアスプレーのように吹き付ける粒子が細かく、ミストタイプは霧吹きのように粒子が大きくなります。そして使用する際は、それぞれのスプレーが使用できる体の部位をきちんと確認することが大切です。

また、成分にLPG(液化石油ガス)と書かれているガスタイプの日焼け止めスプレーは、紫外線カット率が高いものが多いのですが、その分肌への負担も大きく、ミストタイプの方が肌に優しいものが比較的多くなります。

(ガスタイプでも石鹸で落とせるノンケミカルなものもあります)

ボディ用のスプレーを顔に使うと何がいけないのか?

  1. 目を固く閉じても、目の粘膜に日焼け止めクリームが入り込む可能性がある。
  2. 数秒間同じところに吹き付けることにより、凍傷になる可能性がある。

以上の危険性もありますので、ボディ専用のものは顔には使わないようにしましょう。

また、ボディにも顔にも使えるというスプレータイプの日焼け止めを選ぶ際には、顔に塗る時の注意点をよく読んでください。

たとえボディ&顔用と書かれていても『顔に塗る時は手に取り伸ばしてから使用してください』という注意が記載されているものがあるからです。

この場合、顔に使えるけど、顔に直接スプレーはできない日焼け止めとなります。うっかり直接スプレーすると、トラブルの原因となりかねないので注意が必要です。

紫外線カット効果や持続時間は?

スプレータイプの日焼け止めは、持ち運びにも優れていて手軽なのですが、紫外線カットの持続性や耐水性、日焼け止め効果は塗るタイプの日焼け止めよりは劣ります

スプレータイプは水分が多くなるので、肌への密着率が低くなることが理由の1つです。

このため紫外線の強い海や山などへのお出かけや、アウトドアを楽しむ際には、スプレータイプはお勧めできません。

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日焼け止めスプレーのメリット&デメリット

洗濯物を取り込む際の紫外線対策には手軽な日焼け止めスプレーが便利!

スプレータイプの日焼け止めには、直接肌に塗らないからこそのメリットとデメリットがあります。

スプレータイプのメリットとおすすめの使い方

日焼け止めスプレーのおすすめな使い方の1つは、髪の毛への紫外線対策です。

髪の毛も紫外線でダメージを受けるのですが、塗る日焼け止めを使うわけにはいきません。また、帽子で紫外線を防げる範囲は限られているので、髪全体を紫外線から守るには、スプレータイプが最適です。

さらに、通勤時や近くへの買い物、洗濯物を干すなど、短時間の紫外線対策にもスプレータイプは便利です。

少しの間だからと日焼け止めを塗らないと、その少しの積み重ねが想像以上の肌のダメージつながります。ただ、そのちょっとの手間が面倒なことも事実です。そんな時にスプレーするだけなら、ササッと苦にならずに紫外線対策ができますよ。

また、ストッキングの上から吹きかけられたり、顔に使えるスプレーのものは、メイクの上からも使えます。そして夏は露出の高い服が増えるので、背中など1人では塗りにくいところにも紫外線対策ができることもメリットです。

スプレータイプのデメリット

スプレータイプは塗るタイプに比べて、全体に日焼け止めが塗られているかが分かりにくいため、塗りムラができることがあります。

また、この塗りムラをなくすためには、たっぷり吹きかけるか、手で伸ばすしかないのですが、手で伸ばす手間を避けたいのでスプレータイプを選ぶ方というには、かなり広範囲に重ねてスプレーせざるを得なくなる為、コストが高くなります。

日焼け止めスプレーの上手な使い方

メリットやデメリットを理解した上で、スプレータイプの日焼け止めを上手に使うためのポイントや使用上の注意点を見ていきましょう。

用途に合わせて選ぶ

スプレータイプには商品によってそれぞれ次にあげるような特徴があります。

日常使い、ビーチリゾート、スキー場、キャンプ等々、シーンによって異なる用途に合わせて選ぶようにして下さい。

  • 髪の毛にも使えるもの
  • メイクの上から使えるもの
  • ノンケミカルなもの
  • 顔にもスプレーできるもの
  • 子供にも使えるもの
  • 日焼け止めと虫除け効果もあるもの
  • 美容成分が含まれ、肌に潤いを与えるもの
  • 汗や水に強いウォータープルーフのもの
  • SPFやPAが低めで肌に優しいもの

使い方のコツ

次に、スプレータイプの日焼け止めの上手な使い方のコツをご紹介します。

  • 使用前に、よく振る
  • 塗りムラをなくすために、15cm以上は離してスプレーする
  • スプレーをしたら、肌に馴染ませるために軽く手で押さえる
  • 1~2時間おきにスプレーする

顔の紫外線予防対策には、直接スプレーできる日焼け止めでも、手にとってから塗る方が、塗りムラも防げてよく馴染みます。

使用上の注意点

日焼け止めスプレーを使用する際に注意したいNG行為をピックアップしてみました。

火気厳禁

ガスタイプのスプレーは、火の近くで使うと引火して大変危険な為、絶対に使用厳禁です。バーベキューや花火を楽しんでいる近くで、うっかりスプレーしてしまうことのないように気をつけて下さい。

高温注意

持ち運びに便利とはいえ、車の中に置いたままにすると、高温になって爆発する危険があります。絶対に車内に置きっ放しにしてはいけません。

吸引注意

スプレーをする際に、吸引しないように気をつけましょう。吸うと体に有害な物質が含まれているものもあります。換気の良い場所での使用が大切です。

傷んだ髪には使わない

髪の毛に使える日焼け止めスプレーもありますが、髪が傷んでいる場合は、使用を控えましょう。スプレーすることにより、髪の痛みを促進してしまうことが考えられます。

1日だけ使いたいといった場合は、低刺激なもの、SPF値やPA値が低いものを選んで下さい。

<まとめ>

スプレータイプの日焼け止めには「ガスタイプ」と「ノンガスのミストタイプ」がありますが、顔に使えるタイプでも、直接スプレーできないものも多い為、使用上の注意はしっかり確認が必要です。

また、使用できる部分だけでなく、SPFやPA、ウォータープルーフ等、用途やタイプをきちんと確認し、自分が使いたいシーンや目的をはっきりさせて選ぶことが大切です。

そして、忘れてはいけないポイントは、日焼け止めはたとえSPFやPAの数値が高くても、塗り直しは絶対に必要だということ。

塗り直しが難しいレジャーシーン等でスプレータイプはかなり使える紫外線対策アイテム。上手に使えば、日焼け予防、美肌キープにかなり貢献してくれるはずです。