MCTオイルのかわりにココナッツオイルをコーヒーに入れてバターを加えれば、なんちゃって完全無欠コーヒーの出来上がり!

MCTオイルは『シリコンバレー式 自分を変える 最強の食事』で紹介された完全無欠コーヒーで話題になりましたが、実際にはあまり良く知らない人も多いはず。

そこでこの記事ではMCTオイルを使ったダイエットの効果や方法、おすすめの摂り方、ココナッツオイルとの違いなど、様々な疑問についてまとめました。

上手に活用すれば、痩せやすい体を手に入れてダイエットに成功できるかもしれませんよ。

MCTオイルとは?

MCT(Medium Chain Triglycerides)とは、脂肪酸の長さが短い中鎖脂肪酸のこと。

MCTオイルとは中鎖脂肪酸100%のオイルのことであり、含まれる脂肪酸はカプリル酸とカプリン酸のみです。これらの成分はココナッツやパームヤシから抽出されています。

中鎖脂肪酸は他の脂肪酸と比べて消化吸収が良く、エネルギーになりやすいのが最大の特徴。

このため、MCTオイルは体に貯蔵されやすい長鎖脂肪酸に比べ、体脂肪として蓄積されにくいオイルとして、ダイエットやアンチエイジング効果が期待されています。

また脳神経・心臓・肝臓のエネルギー源となるケトン体が、MCTオイルが肝臓で分解される際に一般の油より10倍も多く合成されます

このケトン体に脳卒中や認知症、自閉症、パーキンソン病などの改善の可能性がある為、現在も研究が進んでいます。

中鎖脂肪酸と長鎖脂肪酸の違い

オリーブオイル

一般的な食用油のほとんどは、長鎖脂肪酸です(例えば大豆油、コーン油、オリーブ油など)。

長鎖脂肪酸と中鎖脂肪酸の大きな違いは、長鎖脂肪酸は体を巡って肝臓に運ばれるのに対し、中鎖脂肪酸はすぐに肝臓に運ばれること。

このため中鎖脂肪酸が体に入ってから分解されエネルギーとなる速度は、長鎖脂肪酸の4倍~5倍の速さとなります。

さらに医療の現場だけでなく、スポーツにおいてもMCTオイルは注目を集めています。

脂肪が体につきにくいというだけでなく、ケトン体をエネルギー源として使うため、ブドウ糖の消費がセーブされ血糖値が下がりにくくなるからです。

このため、持久力が必要とされるスポーツにも有効ではないかと研究が進められています。

ココナッツオイルとMCTオイルの違い

ココナッツオイル

ココナッツオイルに含まれる中鎖脂肪酸は60%なのに対し、MCTオイルは中鎖脂肪酸100%です。

また、ココナッツオイルに含まれ、MCTオイルには含まれないのがラウリン酸です。ラウリン酸は抗菌作用が強く、免疫力を高める効果のある成分です。

どちらがより優れているということはないのですが、ココナッツオイルにはココナッツ独特の香りと、ほんのり甘みがあるので、ほとんど無味無臭のMCTオイルの方が、何にでも使いやすいというメリットがあります。

MCTオイルダイエットの効果と方法

最近注目されているMCTオイルを使ったダイエットについてまとめてみました。

MCTオイルのダイエット効果とは

体がエネルギー源として使う順番は、糖質、脂質、たんぱく質です。炭水化物(糖質)の摂取を控え、体内の糖質が減ると、体は脂肪を燃焼させてエネルギー源にします。

この時体脂肪を燃焼させるケトン体が肝臓で作られます。ただし、体内に糖質が十分にあれば脂肪が使われることもなく、ケトン体も発生しません。

ところが、中鎖脂肪酸は体内に十分な糖質がある状態でも、肝臓に直接届いてケトン体を作り出します。つまりMCTオイルは体脂肪を燃焼させてくれるケトン体を効率的に作る、ダイエットに効果的なオイルなのです。

MCTオイルダイエットの特徴は、代謝を下げるわけではないため筋肉が落ちにくいことです。

また、脂肪から優先的にエネルギー源として使われるため、体の中の糖質は保たれます。このため体内の血糖値が下がりにくく、空腹感を感じにくいことも特徴です。

MCTオイルの効果的な摂り方

MCTオイルの摂り方にはいくつかの注意事項があります。

摂取目安

MCTオイルの1回あたりの摂取目安は、小さじ1(5ml)~大さじ1(15ml)です。最初からたくさん摂取すると、お腹を壊す原因になることがあります。

特に何時、摂取するという決まりはありませんので、食事の際に、飲み物に混ぜたりおかずにかけたりして摂り入れていきます。

ただし、重度の糖尿病や肝臓病を患っている方は、MCTオイルの摂取は避けましょう。

加熱しない

MCTオイルはほとんど味や香りがしないため、手作りドレッシングを作る際の油として使ったり、パスタや焼きそば、その他おかずの上に少しかけて使えます。

また、温かいコーヒーや紅茶、お味噌汁に加えることもできます。(味はしないとはいえ、見た目には油が浮いている状態ですので、気になる人もいるかもしれません)

ただし、MCTオイルは煙が発生する温度が150℃と他の油に比べて低いので、加熱調理には適していません。

保存方法

MCTオイルは開封後1~2か月を目安に使い切りましょう。
直射日光を避ければ常温で保存が可能です。

完全無欠コーヒー

アメリカで大ヒットして日本でも売れた本『シリコンバレー式 自分を変える 最強の食事』の中で紹介されている、完全無欠コーヒーと呼ばれる、MCTオイルを使った特別バターコーヒーがあります。

このコーヒーはお腹にたまるので、空腹感を感じにくいと言われています。

完全無欠コーヒーの作り方

<完全無欠コーヒーの材料>

  • 良質のコーヒー豆
  • 良質の無塩バター 大さじ1~2
  • MCTオイル 大さじ1~2

<完全無欠コーヒーの作り方>

  1. コーヒー豆を挽いてドリップする。
  2. 1にバターとMCTオイルをブレンダーなどでよく混ぜる

実際に飲んでいる人の意見を読むと、ブレンダーでよく混ぜるのがポイント。
スプーン等で混ぜるだけではあまり美味しくならないようです。

本気で作るなら、電動ブレンダーが1000円前後で購入できますので、買ってチャレンジしてもいいかもしれません。

ちなみに、この完全無欠コーヒーを作ったり、何かにかけたりする手間が煩わしいなら、サプリメントもおすすめ。

国内初のMCTオイルサプリ!サプリだから続けられます!
ダイエット特化型サプリメント【MCTオイルサプリ】

畠山昌樹医師考案のMCTオイルダイエットのやり方

「畠山式ダイエット教室」主宰の整形外科医畠山昌樹医師考案のMCTオイルダイエットのやり方をご紹介しておきます。

畠山医師は「驚異のMCTオイルダイエット」の著者としても有名です。

<MCTオイルダイエットのやり方>

1週目は1日のカロリーを1,200kcal以内に抑えます。

【朝と昼】MCTオイル20ml を豆乳60mlに混ぜる+野菜ジュース+150kcal未満のおかず。

【夜】MCTオイル20ml を豆乳60mlに混ぜる+ゆで卵。

【寝る前】MCTオイル10mlとアマニオイル15mlを豆乳によく混ぜる。

2週目は1日のカロリーを800kcal以内に抑えます。

【朝】野菜ジュース+150kcal未満のおかず

【昼】MCTオイル20ml を豆乳60mlに混ぜる+野菜ジュース+150kcal未満のおかず

【夜】なし

以上かなりストイックなダイエットですが、ケトン体が作られることで、空腹感を感じなくなっていくそうです。

この方法はテレビ番組でも取り上げられ、実験に参加した人がかなりの減量に成功した為、注目されていますが、読めば分かる通り、かなり厳しい方法です。

ここまでやれば誰でも絶対痩せると思いますが、過激な為、無理は禁物。体調を見ながら実践するべきです。

まずはMCTオイルの摂り方の注意を守りつつ、ダイエット目的であれば、適正な食事制限と軽い運動も同時に行うだけでもいいのではないかと思います。

<まとめ>

MCTオイルは消化吸収にすぐれ、エネルギーになりやすい中鎖脂肪酸。毎日少しずつ取り入れれば、お腹がすきにくく、痩せやすい体質への変化が期待されます。

畠山式で本気のダイエットに取組むにはかなりの覚悟が必要ですが、毎日の食事に取り入れつつ、軽い運動と食事の適量を守ることでもゆるやかなダイエットが期待できると思います。

ただし、飲むだけで痩せる魔法のオイルではありません。特徴を正しく理解して、ダイエットにチャレンジしてみてはいかがでしょう。