手のエイジングケアで綺麗な手をキープしている40代女性

手の甲には年齢がハッキリ出ます。顔やスタイルがどんなに若々しく見えても、血管の浮き出た手の甲を見れば年齢がバレてしまうもの。

自分でも見ていて悲しくなる手の老化に悩んでいる女性は意外に多いそうです。

そこでこの記事ではそんな30代、40代から気になる手の老化の原因を探るとともに、今すぐできる具体的な老け手の対処方法について調べてみました。

手の肌は顔の肌と違う

手の甲のシミやしわ、血管が目立つ老化した手

手には年齢が現れるとか、手の年齢はごまかせないなどと聞いたことはありませんか?

顔にはメイクをしたり、日焼け止め、美容液やパック、乳液などで常にスキンケアをしていますが、手はせいぜいハンドクリームを塗るくらいで、顔と同じだけ時間をかけ、ケアをしているという方は殆どいないのではないでしょうか。。

そもそも手の甲の皮膚は顔の皮膚とは厚さが違い、特に手の甲の皮下組織は非常に薄い作りです。そんな薄い皮膚であるにも関わらず、手の甲はかなり酷使されているパーツと言えます。

  • 家事で常に水にさらされる(料理、食器洗い、洗濯、手洗い、洗顔等)
  • 手袋をしない限り紫外線に晒され続けている

つまり、手の甲は顔より皮膚が薄いのに、顔以上に水と紫外線に晒されている、それなのに、顔よりも紫外線対策、保湿対策がおそまつなパーツと言えます。

例え日焼け止めを手の甲に塗っても、手を洗って拭く、手で何かを触るといった日常の行動で日焼け止めはすぐに落ちていきます。マメに塗り直すか手袋の着用でもしない限り、紫外線や水の影響を一日中受け続けることになるのです。

こういったことから、手の甲は特別なケアをしないと、顔よりも10年も早く老化が進むと言われます。例えば手の甲の皮膚が痩せて、血管が浮き出てきたり、シミやシワが目立ってきたりといった手の老化を防ぐためには、日頃からのケアはとても大切なんですね。

恥ずかしくて人前に出したくない、そんな老け手にならない為に、しっかりとケアしていきたいものです。

老け手の原因とは

紫外線果ての老化の大きな原因に!

このように、毎日過酷な条件にさらされている手の甲。上記でも少しふれましたが、手の老化を加速させる原因についてみていきましょう。

光老化

手の甲の新陳代謝のサイクルは顔より遅いとされています。そして衣類で隠れていませんので、顔同様に紫外線のダメージを毎日受け続けています。

紫外線はコラーゲンやエラスチンにダメージを与え、シミ、シワ、たるみの原因を引き起こすことは広く知られているので、顔には日焼け止めを塗り、UVカット効果の高い下地やファンデーションで対策している人が殆どでしょう。

そんな風に紫外線対策をしっかりし、時にはスペシャルケアもする顔に対し、手の甲へのケアはどうでしょうか?

中には日焼け止めを塗ったり、塗らなかったり、手袋もしない等、紫外線対策が適当な人が多い手の甲。皮膚が薄く、ターンオーバーが遅い手の甲に、日焼け止め対策をしなければ老け手を加速するのは当然のことと言えます。

乾燥

手の甲は家事や手洗いで水にさらされる回数がとても多く、水は紫外線以上に皮膚の乾燥を招き、肌を老化させます。

手を水につけ、殺菌剤入りの石鹸や洗剤を使えば、本来必要な皮脂まで奪いとられてしまい、乾燥は加速します。

乾燥し過ぎて肌荒れを起こすと、角質層の隙間から雑菌が入りやすくなり、更なる手荒れを招くこともあります。

血行不良

特に寒い時期は、

  • 血管の収縮による血流悪化
  • 体の中心部を温める為に血液が体の中心に集まり、手足が冷える

といった理由で、手の血流が低下し、くすみや乾燥、ターンオーバーの乱れを招き、老け手が加速します。

加齢

加齢に伴い、血管や皮膚が老化することで、手の甲に血管が浮き出て見えるようになることも老け手の原因です。

  • 血管は加齢によって柔軟さを失い、拡張しやすく、又太くなることで、くっきりと目立つようになってきます。
  • 加齢により弾力を失った皮膚はハリがなくなり、皮膚が薄くなることで、皮膚の直下を流れる手の静脈が浮き出て見えるようになります。
  • 老化に伴う皮下脂肪の減少で、手の甲も痩せてきます。脂肪が多ければ血管も埋もれて目立たないのですが、脂肪が減ることで、くっきりと目立ってしまうのです。

    更に閉経で女性ホルモンが減少すると、皮下脂肪が更に減少し、血管がもっと目立つようになってきます。

手の老化を防ぐ方法

アームカバーで手の甲の紫外線対策

手の老化を防ぐ為にはまず紫外線対策が重要です。具体的にみていきましょう。

日焼け止め

基本中の基本対策ですが、手の甲に日焼け止めをしっかりと塗ります。顔や体用の日焼け止めも使えますが、UVカット効果のあるハンドクリームもあります。

手は水を使うことが多いですが、その度に日焼け止めが流れる為、手を洗ったらなるべく塗り直した方がいいでしょう。

たとえ短時間であっても、日光が手に当たるタイミング、たとえば

  • 洗濯物を干す
  • ゴミを出す
  • 玄関周囲を掃除する
  • 犬の散歩
  • 5分程度の車や自転車の運転、徒歩

等、これくらいいいか、という時間も積み重なればかなりのもの。

手の甲も顔と同じレベルの紫外線対策をすると考えましょう。

手袋・アームカバー

更に確実に紫外線をブロックするには、UVカット効果のある手袋やアームカバーがおすすめです。

日焼け止めの塗りすぎが刺激になるという人は、ゴム手袋やUVカット手袋、アームカバーを使い分け、少しでも紫外線が手に当たる時間や水に触れる時間を減らしましょう。

ゴム手袋も刺激になる人は、木綿の手袋をした上にはめるとよいでしょう。夏は辛いですが、かなりの保湿効果があり、手の甲のケアとしてもおすすめの方法です。

水を残さない

手を洗った後は水を拭き取ることが鉄則ですが、その時はハンカチで水分を拭き取りましょう。

トイレに設置されている、手を乾かすハンドドライヤーは便利なのですが、手の潤いを奪ってしまうので使用は控えるに限ります。

またつい急いでこすってしまいますが、摩擦がNGなのは顔と同じです。

手の甲だけはタオルやハンカチでぽんぽんと擦らないように水気をとるのが鉄則です。1日数回の積み重ねですので、少し気をつけるだけで、ずいぶん違ってくるはずです。

老けて見える痩せた手の甲をふっくらさせる方法

手の甲にハンドクリームを塗る女性

手の老化を防ぐ毎日のケアに加えて、痩せて老けて見える手の甲をふっくらさせる保湿方法も取り入れて老け手を改善していきましょう。

ハンドクリーム

手の甲の老け対策に欠かせないのがハンドクリーム。様々なタイプのハンドクリームがありますが、保湿に効果的なものを「マメに塗り続ける」ことが大切です。

保湿に優れた成分、セラミド、ヒアルロン酸、シアバターなどが配合されているタイプを中心に選び、香りが好き、ベタつかない、しっとり感が続く等、必要な条件や好みで選び、自分に合った1本を探すのがおすすめです。

楽天や@コスメ等のランキングも参考になりますね。

 老け手対策専用のハンドクリームも登場!

老け手にお悩みの方向けの専用ハンドクリームも発売されています。

>>老け手用ハンドケアクリーム『ハンドピュレナ』

ハンドクリームの効果的な使い方
  • 面倒がらずにまめに塗る

    ハンドクリームは乾燥するタイミングでマメにぬることが大切です。

    具体的には「起床時」「食事の支度の後」「食事の片づけの後」「外出の直前」「外出からもどってすぐ」「お風呂の後」「寝る前」の7回が基本。これにトイレの後など、手を洗った時も塗れば完璧です。

    かなりの回数ですが、続けることで手がふっくらしてくるのを実感できますよ。

  • 水分はしっかり乾かしてから

    ハンドクリームを塗る時は、手に水滴が残っていないことがまず重要です。

    水分が残っていると、ハンドクリームの成分が薄くなるだけでなく、水分が蒸発する時に手の潤いも失われ、乾燥の原因となるので気をつけましょう。

  • 寝る時は手袋併用がおすすめ

    寝る前にハンドクリームを塗り、ハンドケア用の手袋をつけて寝ると、エアコンなどによる乾燥からも手を守れて、寝ている間も保湿ケアができます。

    手荒れがひどい時などには特におすすめです。

手のシミや血管を目立たなくしたい時は

手の甲のシミや血管が目立たなくなった!

日頃のケアは大切ですが、どうしても一時的に今日だけはシミを隠したい!血管を目立たせたくないという時には、手やボディ専用のファンデーションの利用もおすすめです。

様々な商品は市販されていますが、共通する特徴としては

  • 水に強い
  • 衣服につきにくい
  • 紫外線カット効果

があげられます。コンシーラー、ファンデーション的な働きで手を美しく見せてくれます。

1日だけしか使わないから買うのがもったいないというなら手作りでも代用できます。UVカット配合のハンドクリームにリキッドファンデーションを混ぜてから手の甲に塗ってみて下さい。

そのままだとベタつきが気になるようであれば、ルースパウダーをはたくとよいでしょう。

医療機関で治療する

手の甲に浮き出た血管は「ハンドベイン」という症状で、血管専門のクリニックでの治療も可能です。いくつかの方法があるので、ご紹介します。

ヒアルロン酸などを注入する

ヒアルロン酸やハイドロキシアパタイトなどを血管の周囲に注入し、血管を埋もれて目立たなくさせようという治療法。

手の甲がふっくらとした見た目に改善されますが、数ヶ月で吸収される為、維持したければ繰り返し治療する必要があります。

硬化療法

硬化剤という薬剤を血管に注射することで、血管を閉塞させ、退化して細くさせることで目立たなくなります。

下肢静脈瘤の治療法として実績がある方法です。

血管内レーザー

浮き出た血管内に細いカテーテルを挿入し、血管の内側から特殊なレーザーの熱で照射して、血管を収縮させる治療方法。

硬化療法同様、下肢静脈瘤治では実績のある治療法です。

体外レーザー

皮膚の上からレーザーを照射して血管を収縮させる治療法です。一般的に毛細血管拡張の治療であり、手の甲に浮き出ている太い静脈にはあまり効果が期待できません。

医療機関での治療はどうしても手の甲の血管を目立たなくしたい、という強い願望があれば検討してみてはと思います。

ただし、手が老けて見える主な原因は老化。血管が浮き出て見えるのはその一つですが、それだけではなく、たるみ、しわ、シミなど複合的です。血管が浮き出て見えなくなれば、すぐに若々しい手に見えるかどうか?というと疑問も残ります。

ハンドベインの治療は保険適用外で、かなり高額です。よく調べて、医師に十分相談してから決断した方がよいのではないかなと思います。

<まとめ>

皮下脂肪が少なく、酷使されている手の甲は顔より10年早く老化すると言われています。血管が浮き出たり、シミやしわが目立ち、年齢が隠せない老け手になる原因は、

  • 加齢
  • 光老化
  • 乾燥
  • 血行不良

です。老け手を進行させない為に大切なのは紫外線対策と保湿。

  • 手の甲に日焼け止めを塗る
  • 手袋やアームカバーも併用する
  • 少しの外出でも油断しない
  • ハンドクリームはまめに塗って手を乾燥させない
  • 水仕事には必ずゴム手袋を着用する

など、毎日のハンドケアの積み重ねが手の老化を防ぎます。

ふっくらとしたやわらかそうな手の甲を目指して、毎日コツコツお手入れしていきたいですね。