繰り返す顎ニキビに悩む女性

「社会人になってから顎ニキビが出るようになった・・・」

「顎ニキビがなかなか治らない・・・」

「顎ニキビのケアには何を使えば良いのかわからない・・・」

そんな長引く顎ニキビにお悩みの方の為に、顎ニキビの原因と直し方について詳しく解説していきます。正しいケアで顎ニキビを撃退していきましょう。

繰り返す顎ニキビの原因

繰り返す顎ニキビをマスクで隠している女性

顎ニキビは大人ニキビのひとつで、顎からフェイスラインにかけてのUゾーンにできます。
大人ニキビが繰り返しできるのは、さまざまな原因が複雑に絡み合っているからです。

顎ならではの原因

あごには皮脂腺が多く、乾燥しやすく、男性ホルモンが活発に働くという特徴があります。
また加齢に伴うターンオーバーの遅れや乱れにより、角質層が厚く硬くなる為、皮脂腺が詰まりやすくなることも。

特に生理前はホルモン分泌の変化による皮脂分泌量増加で、顎ニキビが出来やすくなるのです。

ホルモンバランスの影響

女性は生理周期に関連してホルモンバランスが乱れがちです。特に生理前になると黄体ホルモン(プロゲステロン)や男性ホルモンが盛んになることで、皮脂分泌量が増えてニキビの原因になります。

また、ストレスや睡眠不足、食生活の乱れによってもホルモンバランスを乱しやすく、顎ニキビの原因となることがあります。

胃腸の機能低下

胃腸の調子と顎ニキビには密接な関係があります。便秘や下痢で胃腸の機能が低下すると、不要物の排出が妨げられて栄養が十分に体内に運ばれなくなります。

さらに不要物を毛穴から排出しようとする働きから、顎ニキビが増えてしまうのです。

鉄分の不足

体内の鉄が不足すると、冷えや血行不良が生じ、栄養が全身すみずみまで届きにくくなったり、肌のターンオーバーに乱れが生じることで、ニキビが出来やすくなります。

テレビ出演でもおなじみの姫野友美ドクターの解説によれば、特に顎からフェイスラインにかけてのニキビには鉄不足が関係しており、ヘム鉄を積極的に摂ることで、顎ニキビが改善することが多いそうです。

鉄の補給で顎ニキビが解消する?
>>>話題の鉄サプリ・美めぐり習慣の顎ニキビ改善効果を検証しました!

生活習慣の乱れ

過剰なダイエットや睡眠不足、偏った食生活など、生活習慣の乱れがニキビの原因になることも。さらにストレスも顎ニキビの原因のひとつです。

誤ったスキンケア

何気なくクレンジングや洗顔を行っていても、顎まわりは意外ときちんと洗えていません。
洗い残しやすすぎ残しは肌にダメージを与えてしまいます。

また、保湿が十分にできていないと肌が乾燥し、過剰な皮脂分泌を招く原因になります。

刺激や摩擦

顎まわりは無意識に触ったり頬づえをついたりと、摩擦を受けやすい部分です。
ストールや髪の毛が当たるだけでも刺激になります。

また汚れた寝具が顎に触れているのも刺激になるので、注意が必要。
さらに紫外線の影響も少なからず考えられます。

顎ニキビの治し方~セルフケア編

顎ニキビの状態をチェックする女性

まずは自分でできる顎ニキビの治し方について見ていきましょう。

ホルモンバランスを整える

女性のさまざまな不調は、ホルモンバランスを整えることで大きな改善が見込めます。
ホルモンバランスを整えるには、生活習慣の改善が近道。

まずは不規則な生活や偏った食生活を改めましょう。
これによって冷え性や便秘が改善されれば、顎ニキビにも効果が期待できます。

ホルモンバランスの整え方についてはこちらの記事でも詳しく解説しています。
>>>「美肌と女性ホルモンの関係~その肌荒れ、エストロゲンが原因かも?」

洗顔方法を見直す

無意識に洗顔をすると、思っている以上に顎まわりはきちんとすすげていないことに気づくはず。洗顔・すすぎのときは顎まわりをしっかりと意識して行い、クレンジングや洗顔フォームが残っていることがないように気をつけましょう。

化粧品を見直す

顎ニキビができているときは、以下にあげる顎ニキビに効く成分が配合された化粧品を選びましょう。

抗炎症成分

グリチルリチン酸○○という名前で配合されています。
ニキビが炎症を起こしているときに効果的です。

保湿成分

セラミドやヒアルロン酸など、保湿成分が高いものを選びましょう。

保湿をしっかりすることで過剰な皮脂分泌を防ぐことができます。

>>>セラミドの保湿効果についての詳しい記事はこちら

皮脂抑制成分

ニキビケアに効果的なのはビタミンC誘導体です。ビタミンC誘導体には、過剰な皮脂分泌を抑える作用があるため、できてしまったニキビはもちろん予防にも効果があります。

>>>ビタミンC誘導体配合コスメについてはこちらの記事も参考に

刺激を避ける

顎ニキビができているときはなるべく髪の毛をまとめ、衣類も顎につかないようなものにしましょう。マスクなども刺激になります。

手で顎に触るクセがある場合は意識して直すようにしてください。

食生活の改善

食生活の改善もニキビに効果があります。
緑黄色野菜やレバー・卵・乳製品を積極的に摂りましょう。

これらの食品には、皮膚の健康を保つビタミンAやビタミンB2・B6、抗酸化作用のあるビタミンC・Eが含まれています。サプリメントを利用するのも手軽でおすすめです。

適度な運動

運動は全身の血流を改善し、汗をかくことで老廃物の排出を促し、肌のターンオーバー改善につながります。

ただし、ハードな運動は活性酸素が発生するのでNG。
ニキビの為には適度に汗をかく、有酸素運動がおすすめです。

顎ニキビの治し方~医療機関編

顎ニキビの治療法について説明する皮膚科の医師

次に、医療機関での顎ニキビの治し方について見ていきましょう。なかなか治らない、繰り返す顎ニキビは、皮膚科での診察・投薬で治療した方がいい場合も。

ステロイド剤

ステロイド剤はアトピーの治療によく使われる薬で抗炎症作用があり、赤く腫れて炎症を起こしている場合は効果が見込めます。

ただし、白ニキビなど毛穴が詰まっているだけの場合は悪化することも。

抗生物質

塗り薬と飲み薬があり、どちらも医療機関で処方してもらうことができます。

ニキビの原因となるアクネ菌を抑えるために使われ、ステロイド剤同様炎症を起こしているニキビには効果があります。

塗り薬

ニキビ治療によく処方されるのが、ディフェリンという塗り薬です。2008年に登場したまだ新しい薬ですが、毛穴の詰まりを改善してくれるニキビの特効薬として人気があります。

ただし使い始めに副作用が出やすいため、医師と相談の上こまめな通院で経過をチェックするのがおすすめです。

ホルモン治療

ホルモン治療とは、ピルなどのホルモン剤を飲んで体内のホルモン量を調整する方法です。
ホルモンバランスを整えるだけでなく、女性ホルモンを摂取することで男性ホルモンを抑える目的もあります。

「ピルを飲むと肌がきれいになる」とよく言われるように、ホルモンバランスを整えることで肌荒れやニキビに一定の効果が得られます。

ただし、ピルは飲めない人がいたり、副作用があったりと使用には注意が必要な面も。医師とよく相談して使うようにしましょう。

ケミカルピーリング

毛穴に詰まった角栓や角質を薬剤で溶かし出す方法で、ニキビにはよく使われています。

エステサロンなどでも行っていますが、ニキビを治す目的の場合は皮膚科や信頼できる医療機関で相談するようにしましょう。

刺激の強い酸を使うため、敏感肌の場合は肌に合わないこともあります。
ホームピーリングは症状を悪化させてしまう人もいるので、使う場合は注意が必要です。

<まとめ>

繰り返す顎ニキビの原因は様々です。思い当たる原因を取り除き、食事やサプリメント、化粧品や生活習慣の見直しなどで改善を試みましょう。それでも、あまり改善しない場合は、医療機関での治療を始めてもいいと思います。

キレイに治したら繰り返さないように、上記の注意事項をしっかり守って、顎ニキビの無い美肌をキープしていきたいですね。